皆さんはWi-Fiルータを購入してから、パスワードは変更していますでしょうか?
Wi-Fiルータのパスワードを初期値のまま使用しているというのは結構危険です。
Wi-Fiルータのパスワードが初期値のままという方は結構多いのではないでしょうか?
実際に自分の周囲でも変更していないという方をよく見かけます。
今回はWi-Fiルータのパスワードなどを変更しなかった場合の危険性やパスワードの変更方法について解説していきます。
NEC|エヌイーシー Wi-Fiルーター Aterm(エーターム) PA-WG1200HS4 [Wi-Fi 5(ac) /IPv6対応][無線LANルーター] 価格:4,428円 |
パスワードを変更しなかった場合の危険性
ではまずWi-Fiルータのパスワードを変更しなかった場合の危険性について解説していきます。
Wi-Fiルータの初期SSIDや暗号化キーはメーカーごとに独自の規則性をもって設定しているらしいのですが、その規則性が分かったら誰でも接続が可能となります。
因みにここでいうSSIDはWi-Fiルータを識別するためのもので、Wi-Fiを接続しようとしたときにBuffalo~やelecom~といった風に表示されるやつのことです。
そして暗号化キーはWi-Fiへ接続するときのパスワードの事です。
話を戻しますが、誰でも接続が可能ということはネットショッピングなどを利用した際のログインIDやパスワードが盗聴可能となります。
これにより個人情報が簡単に抜け取られることになります。
またSSIDや暗号化キーを変更するときに使用する管理画面への接続も可能となった場合、勝手に暗号化キー等が変更されてしまう可能性もあります。
暗号化キーを勝手に変更してどういったメリットがあるのかは分かりませんが、変更された側からしたらいい気はしませんよね?
街中とかでWi-Fiの接続先とかを検索すると結構ヒットしますが、多くの場合はBuffalo~やelecom~といったSSIDが表示されるため、変更していないことが見て取れます。
そのため規則性を知っている方なら容易に接続できてしまうので、大変危険です。
パスワードの変更方法
ではそのような危険をなくすためにどのようにして暗号化キーなどを変更するのか?ですが・・・
Wi-Fiルータごとに変更方法は少しづつ異なるかもしれませんが、全く異なるということはないと思いますので、私が使用しているElecomのルータの変更方法を基に解説していきます。
① PCで初期のSSIDと暗号化キーを使用してWi-Fiに接続します
② 管理画面へ接続するためのIPアドレス、ログインID、ログインパスワードが記載されている紙があるので、それを用意します
③ ②の紙に記載されているIPアドレスをPCのブラウザへ入力します(記載されている192.168.*.*というIPアドレスをそのまま入力します)
④ アクセスするとログインIDとログインパスワードを求められるため、②記載のモノを入力してログインします
⑤ アクセスできたらWi-Fiへの接続時に使用するSSIDと暗号化キーを変更します
※変更後SSID、パスワードは必ず控えておくこと
⑥ 変更するとWi-Fiが未接続となるため、設定し直したSSID、暗号化キーを使用してもう一度接続します
大雑把ですが変更方法は以上です。
また管理画面へのログインIDとパスワードも変更することをオススメします。
ここを変更しないと勝手にWi-FiのSSIDや暗号化キーを変更されてしまいます。
まとめ
この記事ではWi-Fiルータのパスワードの変更方法や変更しなかった場合の危険性について解説してきました。
- パスワードを変更しなかった場合の危険性
- パスワードの変更方法
ほとんどの家でWi-Fiを使用しているはずですが、パスワードが初期のままというところも多いはずです。
変更するのが面倒という気持ちも分かりますが、変更しないと個人情報が筒抜けということもあり得ますので、この機会にぜひ変更してみてください。
以上で今回の解説は終了となります。
コメント