日本に住む多くの人は給料が上がらなくて困り果てているのではないでしょうか?
よくネットやテレビで日本人の平均給料はここ数十年上昇していないというのを聞きます。
そんな給料が上がらない日本はお先真っ暗なのか?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
日本に住んでいても給料アップの方法さえわかっていたら給料は上がります。
ではどうすれば給料が上がるのか?
この記事では下記のデービッド・アトキンソン著の「給料の上げ方~日本人みんなで豊かになる~」という本を基に解説していきます。
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給料は待っているだけでは上がらない
では早速給料を上げる方法について解説します。
それは待たないことです。
多くの人は給料を上げたいと思っても、それを上司や会社の人に言うことはあまりありません。
それはなぜでしょうか?
お金の話を人前でするのはよくないから?
迷惑がられて仕事がやりづらくなるのが嫌だから?
そんな感じの事を考えて多くの方は給料アップの交渉をすることはありません。
確かにその会社に在籍している時間が長くなればなるほど給料が上がっていくことは確かです。
しかしそれは最低限の昇給であって、決して自分や家族の生活が安定するほどの昇給ではありません。
20代で独り身というのでしたら、それでもやっていくことはできますが、ずっと独り身という人ばかりではありません。
結婚して、子供が生まれて、子供を高校や大学に通わせる必要が出てきます。
そうなってくると会社への在籍期間による昇給程度では賄うことはできなくなってくるはずです。
また給料が上がらないのは国のせいだとかいう人もいます。
国がどれだけ資金を投じようと最終的に給料を上げるかどうかの判断をするのは自分が働いている会社になります。
たくさんの資金が流れてきても会社が給料を上げる気がなければ給料は一生上がることはありません。
ではどうすることが最善なのかというと自分から給料を上げてもらうように交渉することです。
自分はこれだけ会社に貢献しているのだからこれだけ給料をもらってもおかしくないことを上司に話します。
もしそれで給料を上げてもらうことができなければそんな会社は見切りをつけて他の会社に行くことも視野に入れる必要が出てきます。
何の計画もなく会社を辞めるということはオススメしませんが、自分に確かな自信があるのでしたらそういったことも選択の一つです。
ですが多くの方はそうした自分を持つということは難しいと感じるのではないでしょうか?
自分のやっている仕事が他の会社でも通用するとは限りませんし、他の会社に行ったことで今よりも給料が下がることになるかもしれません。
ではどうすればいいのかというとそれは次で解説していきます。
成長=給料アップ
自分に自信をつけて給料アップ交渉や転職を実施するのに必要なことは成長することです。
「何を当たり前のことを」と思われた方も多いと思います。
しかし自分もふとした時に気づくことがありますが、社会人として働いていたら目の前に出された課題を何も考えずに実施することが大変多いです。
これは自分にどういった経験を積ましてくれる仕事なのか?
この仕事で得た経験は他の会社に行っても役に立つのだろうか?
こういったことをいちいち考えることは滅多にないと思います。
私も新入社員として入社してから2、3年程度の時はそんなことは考えずに周りに迷惑をかけないように早く仕事を覚えることだけを考えていました。
しかしある時に今までやってきた仕事で自分はどういった面で成長できたのだろうか?と考えることがありました。
このように多くの人は漠然と目の前の仕事を処理していっているだけです。
これでは成長することは大変難しいのではないでしょうか?
ではどうすればいいのかというと、この会社以外でも役に立つ業務を積極的に実施していくことが大切です。
例えばプログラムの知識は色々な会社で役に立ちますし、営業スキルも業界問わず役に立つのではないでしょうか?
こういった仕事を積極的にやっていくことで自然と自信が付き、この会社でないとダメだという考えもなくなります。
どこでも通用するのだから、より給料が高い所に行こうと考えることができ、給料アップにつながっていくのです。
以上が給料アップの方法ですが、最後に給料が上がりやすい会社はどういったものかについても簡単に紹介しておきます。
変化を好む会社を選ぶべき
では給料が上がりやすい会社とはどういったものでしょうか?
私も今回読んだ「給料の上げ方~日本人みんなで豊かになる~」を見るまではどういった会社がより給料が上がりやすいかなどはそこまで気にしていませんでした。
とりあえずIT業界なら間違いないという考えの元、職についていました。
しかしIT業界だからと言ってすべての会社で給料が上がるかというとそんなことはありません。
ではどういった会社が給料アップされやすいかというと、それは変化を好む会社です。
具体的にはイノベーションを起こすことをいとわない会社です。
今まではこういった方法をしてきたからこれからもこの方法をやっていくべきだ。
新しい方法を試すなんてお金や時間がかかりすぎるからやめておこう。
こういった会社は段々と給料が上がりにくくなっていくようです。
そんな会社よりもこの方法を取り入れることでより業務効率が上がるから取り入れるべきだ。
この作業は今までやってきたが、やる意味があまりないのでやめるべきだ。
こういった考えを積極的に採用する会社こそが今後も成長していくことが多いという。
なのでそういった会社を中心に転職を考えていくことで給料アップへの近道になるのではないでしょうか?
まとめ
この記事では給料アップの方法についてまとめてきました。
- 給料は待っているだけでは上がらない
- 成長=給料アップ
- 変化を好む会社を選ぶべき
給料はただ待っているだけでは上がることはないですし、上げるための努力をすることが大切です。
そしていくら努力して給料アップの交渉をしたとしても、そこが将来性のない会社ならば給料が今後も上がる保証はありません。
今回ご紹介した方法意外にも給料を上げる方法はいくつもあります。
それが気になるという方は今回紹介したデービッド・アトキンソン著の「給料の上げ方~日本人みんなで豊かになる~」をぜひ一読ください。
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以上で今回の解説は終了となります。
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