「プログラミングを勉強してIT企業に就職したい」
「効率的なプログラミング学習方法を知りたい」
このようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
私も勉強を始めた当初は、中々勉強がはかどらず大変苦労したことを覚えています。
そこで今回は高校・大学・社会人で計11年プログラミングの勉強をしてきた筆者が最も効率的で長続きする勉強方法を解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
プログラミング学習で大切なこと
まずプログラムの勉強をしていくうえで大切なこととして下記2点があります。
- 明確な目標を決める
- 小さなゴールをたくさん作る
1つづつ解説していきます。
明確な目標を決める
まず1点目の大切なことは「明確な目標を決める」というものです。
明確な目標というのは、つまり「将来どういった風にプログラムを使っていきたいか?」ということを考えるというものです。
ただやみくもにプログラムの勉強をしているだけですと長続きしません。
明確な目標がないと何のためにプログラムの勉強をしているのか途中で分からなくなり、学習をやめてしまうということがあります。
実際自分も高校生の時に初めてプログラムを触ったのですが、高校生が明確に「将来どうなりたいか?」といったビジョンを持っているはずもなく、途中で何度も投げ出してしまいました。
そのため中々プログラミング能力が身につかず、大学生になってからもそれは同じでした。
しかし社会人となり、ある程度将来どうなっていきたいかというものが明確にわかるようになってきて、それを目標に勉強を始めたところ、自分でもわかるほどプログラミング能力が身につきました。
そこで初めて将来の目標を決めることがいかに大切であったかが分かりました。
将来どうなっていたいかというものを想像するだけで、それに向けて勉強するため途中で投げ出すということが大幅に少なくなりました。
これらの事から私は明確な目標をもつことが大切なため、目標を持つことをオススメします。
「目標を持てと言われても、そんなものはない」という方も多いのではないでしょうか?
別に大変すばらしい目標を持てと言っているのではありません。
自分がやる気の出る目標なら何でもいいのです。
「このプログラミング言語を使って仕事をしたい」
「年収がいいから、このプログラミング言語を勉強したい」
「誰よりも高い年収を稼ぎたい」
といった目標でいいと私は思っています。
別に誰かに宣言するわけでなく、自分の中で持っておくだけでいいので、ぜひ一度試してみてください。
小さなゴールをたくさん作る
プログラムを学ぶ上で大切なことの2点目は「小さなゴールをたくさん作る」というものです。
ゴールとはつまり目標の事です。
最終的な目標を設定しても、あまりに高い目標ですと途中で挫折して諦めてしまう確率が高くなります。
そのため高すぎる目標を設定するのではなく、少し頑張れば手が届きそうだという目標をいくつも用意します。
そうすることで途中であきらめることも少なく、やる気も出て目標した時の達成感を何度も味わうことができ、今後も続けようという気持ちになれます。
では具体的にプログラミング学習を継続するのに必要な目標をどういったものに設定すればいいかというと、簡単に作れる成果物を作成するというものです。
例えば、最初にスマホゲームのようなものを作れと言われたら途中で投げ出してしまいたくなりますが、○×ゲームのようなものを作るとなった場合は「いけるかも?」と感じるはずです。
このように少し頑張れば手の届く簡単な成果物を作ることを目標としてプログラムを学んでいけば知らないうちにプログラミング能力はついているものです。
また作るモノが決まっていると、それを作るのにどういった技術が必要か調べようとしますので、色々な知識を仕入れることができます。
私の経験になりますが、プログラムの勉強を始めた当初はやる気に満ち溢れていましたが、段々とやる気がなくなってきて、少し躓くと学習をやめてしまうことが多々ありました。
そうしてまたしばらくたってから学習を始めて同じようなところで躓いて学習をやめるということを何度も繰り返していました。
これでは何の能力も身につきません。
こういった経験から手の届く目標を設定することの大切さを実感させられました。
私の思うプログラミング最短学習方法
お待たせしました。
前置きのようなものが長くなってしまいましたが、私が考える最短のプログラム学習方法を解説していきます。
私が考える最短学習方法は誰かに教えてもらえる環境を作るというものです。
私の経験を例として解説していきます。
私は今まで高校・大学・社会人と計11年間プログラミング学習をしてきましたが、何よりも苦労したのが、なぜ自分の組んだプログラムが思うように動かないのかということを調べることです。
数学や理科といった学校で学んできたことですと、明確な答えが存在していることがほとんどです。
その反面プログラムはどこで間違っているのかを調べることが中々難しいです。
コードが間違っていてエラーが発生しているなら、まだ調べようがいくらかありますが、動作はしているが自分が想像していた動作とは異なるとなった場合はネット上で調べることも大変です。
自分は今でもプログラムを組んで思うような動作をしなかった場合は半日~数日程度悩むことも多々あります。
そういった時に少しのヒントでもいいので教えてくれる先生のような存在が近くにいると大変助かります。
実際私も高校・大学では先生がいたので思うような動作をしなかった場合はすぐに聞くことができたので大変助かりました。
ではプログラムを学ぶのに大学に通えというのかというとそんなことはありません。
大学となるとプログラム以外にも学習する必要がありますし、働いていると思うように通うこともできません。
なので私がオススメするのはプログラミングスクールに入会するというものです。
通常の学校と異なり、プログラムのみを教えてくれますし、自分が学びたいプログラミング言語を選択することもできます。
また自分の普段の生活に合わせた学習を実施できるというメリットがあります。
「プログラミングスクールと言ってもたくさんあって、どれを選べばいいのかわからない」といった疑問をお持ちの方に向けて、選ぶ上で見ていただきたい基準を説明いたします。
- すぐに質問することができるか?
- オンライン学習が可能か?
- 自分が学習したいプログラミング言語があるか?
- 長期間のサポートがあるか?
上記4点を基準としてプログラミングスクールを選んでいただきたいです。
1つ目の「すぐに質問することができるか?」は分からないことがあればすぐに教えてくれる人がいるかというものです。
すぐに聞くことができる相手がいることで学習効率が何倍にも跳ね上がります。
2つ目は「オンライン学習が可能か?」というものですが、わざわざ通って学習するよりも自宅からリモートで学習する方が、疲れもたまりにくいですし、スケジュールを開ける必要も少なくて済みます。
3つ目の「自分が学習したいプログラミング言語があるか?」というものですが、これはプログラミング学習を始めるうえでの大前提となっています。
自分が目標としている職業に就くのに必要なプログラミング言語が通うプログラミングスクールにない場合何のために学習を始めたのか、あやふやとなって学習が長続きしません。
最後に「長期間のサポートがあるか?」というものですが、短期間でプログラミングのノウハウをすべて吸収するというのは不可能に近いです。
なので長期間のサポートがあり、わからないことも聞ける環境に身を置くことでたくさんの知識を身に着けることができます。
まとめ
この記事ではプログラミングの学習方法について解説してきました。
- プログラミング学習で大切なこと
- 私の思うプログラミング最短学習方法
プログラムを学ぶ上で、わからないところをどのようにして解決するかが重要となってきます。
ネットで調べるにしても効率は大変悪く、近くにプログラムに詳しい人がいるだけで何倍にも学習効率はアップします。
気兼ねなく質問を行える環境に身を置くことを心掛けて、自分が目標としている職業に付けるように頑張ってください。
以上で今回の記事は終了となります。
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