「Ctrl + Z」を使用して元に戻しすぎたという経験はないでしょうか?
1・2回戻すならほぼ問題ありませんが、10・20回戻すとなるとショートカットキーを連打しすぎて戻しすぎるということが私はよくありました。
そのような悩みを解決してくれるショートカットキーが「Ctrl + Y」となります。
この1つのショートカットキーを覚えるだけで、戻しすぎるという悩みを解決してくれます。
さらにこれを覚えるだけで業務効率もアップします。
「Ctrl + Y」の具体的な操作方法
では操作方法について説明しますが、今回はExcelで説明していきます。
まず下記のような表があったとします。
その後下記のようにIDが1005の人を追加したとします。
しかし部署名が間違っていそうだったので、「Ctrl + Z」で元に戻すことにしました。
しかしその後実は部署は営業部でよかったということが分かりました。
ここでショートカットキーを使わない場合もう一度「営業部」と入力する必要があります。
文字数自体はそこまで多くないので入力は可能ですが、これが仮に何十文字もあるような場合ですと、もう一度入力するのはとても大変です。
そこで登場するのが「Ctrl + Y」というショートカットキーです。
ここでこのショートカットキーを押すことで下記のように先ほど「Ctrl + Z」で元に戻したところが、なかったこととなっています。
このように「Ctrl + Z」で過去に行き過ぎた場合に「Ctrl + Y」を使用することで、未来に行くことができます。
「Ctrl + Y」を使用するメリット・デメリット
では次にこの「Ctrl + Y」を使用した場合のメリット・デメリットについてご紹介していきます。
①メリット
メリットとしては下記の通り2点あります。
- 作業効率が格段にアップする
- 「Ctrl + Z」の操作をなかったことにしてくれる
1点目のメリットとしては作業効率が格段にアップするということです。
どのようなショートカットキーにでも言えることですが、操作時間が爆速ということです。
1秒もかからずに操作することができるので、ストレスフリーでもあります。
そして2点目として先ほどから何度もお話ししていますが、「Ctrl + Z」を何度も使用して自分が戻りたかった地点以上戻ってしまった場合にすぐに元に戻した操作をなかったことにしてくれます。
Excel操作やメールを書いたりしていると「あっ、さっきの文書の方がよかったな」ということがよくありませんか?
そのような時に「Ctrl + Z」を連打してその文書の所まで戻ろうとして、思っている以上に戻ってしまって、「やっちまった・・・」となることがあります。
そのような時に「Ctrl + Y」を使用して戻しすぎた操作をなかったことにしています。
②デメリット
メリットだけでなく、私が考えるデメリットの方もご紹介しておきます。
デメリットと呼べるほどのものではありませんが、ショートカットキーが少し押しにくいという点です。
下記の通りCtrlとYの位置は結構離れています。
押すことは可能ですが、「Ctrl + Z」の時のように素早く押すことはできません。
ただ両手を使用することで素早く操作することは可能ですし、このようなデメリットを差し引いても素晴らしい機能を提供してくれるショートカットキーとなっています。
まとめ
本記事は「Ctrl + Y」について下記の構成で解説していきました。
- 「Ctrl +Y」の具体的な操作方法
- 「Ctrl + Y」を使用するメリット・デメリット
ちょっとしたデメリットはありましたが、それを差し引いても素晴らしいショートカットキーであると、私は考えています。
使用した場合と使用しなかった場合で業務効率が何倍にも変わってきますので、ぜひ使用してみてください。
以上で今回の解説は終了となります。
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