皆さんは勉強するときや読書をする時、勉強して終わり、読書をして終わりなどとインプットのみを行っていませんか?
それではせっかく学んだことがわずか数日中にほぼ大部分を忘れてしまうという何とももったいない結果となってしまいます。
そこで今回は勉強や読書で学んだことを忘れないようにする方法について自分の体験も交えて解説していきます。
記憶が定着しない理由
なぜ勉強や読書をした内容が記憶に定着しないのかというとインプット中心の学習方法だからです。
インプットするだけでは長期の記憶として頭に残すことは難しいです。
現代人の多くはインプット中心の生活をしています。
昔に比べて現代はネット環境があり、世界中の情報を瞬時に取得することができます。
文字だけでなく、画像や動画であってもほとんどの遅延なく取得可能です。
そして多くの人はそういった情報を取得しても、何かに役立てようとは考えません。
実際私も動画を何時間も見ても、それをどこかで生かそうなどと考えることは滅多になく、ただ時間をつぶすためだけに見ている感じです。
そのような動画視聴を続けていて、ある時にこれでは時間がもったいないと、動画視聴自体をやめようかと考えた時もありました。
しかし一度手に入れた文明の利器を簡単に手ばなくすことはできませんでした。
また動画だけでなく、読書もそうです。
社会人の方でも勉強や読書を実施している方は多いはずです。
しかし読んだものや学んだことが記憶に残っているかというと、多くの記憶は一日もすれば忘却の彼方へ行ってしまっているはずです。
ではどのようにすれば記憶に定着しやすくなるのか?という疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
答えとしては、アウトプットをすることが大切となります。
アウトプットをすることでインプットした情報を脳に定着しやすくします。
誰かに話したり、仕事で資料を作ったりした内容は意外と記憶に残っているという経験をしたことがある方はいませんか?
私はそのような経験をしたことが何度かあり、下記の「アウトプット大全」という本を読んでさらにアウトプットの大切さを実感いたしました。
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この本にはアウトプットの大切さや方法等が事細かに記載されていて、とても面白内容でした。
最初から読む必要もなく、自分が気になった部分のみを読むという方法も取れるため、本当に知りたい内容のみを読むということも可能です。
ただどの内容も大変ためになるので、どうせなら全部読んでいただきたいです。
アウトプット方法
では具体的なアウトプット方法について今度は解説していきます。
先ほどご紹介した「アウトプット大全」を基にして私が実践しているアウトプット方法となります。
主に実践しているのは下記の3つです。
- 紙に書き出す
- 複数回アウトプットする
- 誰かに説明することを意識する
特別なものというわけではありませんが、意識して継続的に実施しているという方は少ないのではないでしょうか?
紙に書き出す
一つ目は手を動かして紙に書き出すというものです。
紙に書くことでより頭に定着させることができます。
多くの本でメモを取ることの重要性等をご紹介していると思いますが、それと同じで本を読むときはPCなどを使用せずに手書きのメモを取ることで頭に残りやすいですし、本から得た気づきなどを書き出すことも可能となります。
私も当初は本を読みながら紙に気になった点等を書き出すということはしておらず、初めて実施した時は大変やりにくかったことを覚えています。
しかしある程度何度か実施していると段々と苦も無くできるようになっていきますので、ぜひ実施してい見てください。
複数回アウトプットする
2つ目は、複数回アウトプットするというものです。
まず一つ目で紹介しました紙に書き出すというものを実施いたします。
新しい学びのあったことを箇条書きでメモして、それと同時にそこからどういった発見があったのかについても一緒に自分はメモしています。
そしてその紙に書き出したものを今度は、文章としてwordに書き出していきます。
箇条書きで書いたものをまとめていく感じです。
最後にブログなど人の目が触れるところで公開します。
この公開する際には他の人の目に触れるということで、他人に説明することを意識して書いていくようにします。
こうすることで記憶に残り、なおかつ文章力の向上にもなります。
誰かに説明することを意識する
最後は誰かに説明することを意識して書くというものです。
2つ目のアウトプット方法として少し説明いたしましたが、誰かに説明することを意識して書くことが大切です。
ただがむしゃらにアウトプットするということではありません。
自分だけが分かる書き方でなく、他の人も理解できる方法で書いていくことで、記憶にも残りますし、言語化能力の向上、文章をまとめる能力の向上などといったメリットがあります。
これらを意識して書いていくことで記憶に残りやすい勉強を実施することができるようになります。
まとめ
今回の記事はアウトプットの効果や実施方法について解説してきました。
- 記憶が定着しない理由
- アウトプット方法
ただ頭に情報を詰め込むだけでは何かを理解することはできません。
誰かに説明できるようになって初めて、本当に勉強したと言えるのではないでしょうか?
私もこれらの方法を今後も実施して、学んだことは当ブログを通じて発信していきます。
以上で今回の解説は終了となります。
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