Java Bronze 記憶に残る勉強法

Java

今回はOracle認定資格のJava Bronzeの勉強方法について解説していきます。

ただし今回私が解説する方法は最短合格とかでなく、今後仕事でJavaを使用していこうと考えている方などに向けた方法となっています。

資格を取得したらそこで終了で、勉強した内容は忘れて以降使う機会がないという方多いと思います。

私も実際にそうなのですが、それではただ資格を取っただけで勉強した時間がもったいないと考えました。

そこでできる限り勉強した内容を忘れないようにする方法はないかと考えて、これからご紹介する方法を実施したところ、すぐに忘れるということがなくなりました。

少し勉強時間は延びますが、この方法で勉強した場合、後々もう一度勉強しなおすという手間や時間を省くことができます。

1.問題集を解く

まずはどこのサイトでもご紹介されていますが、問題集を解きます。

主に自分は黒本と言われる問題集を3度ほど解きました。

細かくご紹介しますと、模擬問題以外の問題をまず8~9割程度正解できるまで解きます。

ここで模擬問題以外の問題を解く際は、2,3で解説する方法を実施しつつ解いていきますので、通常の2倍程度時間がかかります。

その後問題集に載っている模擬問題を1度解きます。

2,3の方法も同時に実施したおかげなのか分かりませんが、この時点で自分は合格点を超えていました。

もし合格点を超えていなくても、この模擬問題でも2,3の方法を実施していただくことで、記憶にコードの書き方が定着し合格点を超えることはできます。

そして最後にWeb上にもう一回分の模擬問題があるためそれを解いて、試験に挑みます。

これで試験に合格し、勉強した内容もすぐに忘れることはありません。

2.実際にコードを動かしてみる

よくプログラムを覚える方法として、実際にコードを書いた方がいいというのを聞きます。

ここで実施するのは、まさにそれです!!

具体的にはEclipseという統合開発環境に問題集にある問題をそのまま記入して、実際に動作しているところを確認するというものです。

開発環境は他の物を使用してもいいですが、私は高校時代から使用していて慣れていたのでEclipseを使用しています。

詳細な方法として、黒本の問題集を章ごとに解いていって、一つの章を解き終わったら、出題された問題をEclipse上に入力して実行していきます。

そうすることで実際にこのコードだとこのように動くのかということが一目でわかります。

単に問題を解いているだけですと、知識としては頭に入っていますが、数日もすれば忘れてしまいます。

それに単に問題集を解いているだけですと面白くありません。

人間つまらないことは頭に中々残りにくいものです。

その反面実際にコードを入力して、動作しているところを見ると楽しくなってきませんか?(楽しくないという方がいましたらすみません・・・)

楽しいと感じることができたら、もう記憶にべったりと定着してくれるはずです。

3.コードを変えて動かしてみる

自分も最初は1,2だけでもいいかなと考えていました。

ただ問題を実際に動かしていると下記のような点が気になりだしました。

  • ここのコードを別の値に変更したらどうなるんだろうか?
  • ここの値のデータ型を変更したらエラーが出るのだろうか?

そこでコードを変更してみて実際にどのように動くのかを確認してみることにしました。

そうすることで、表面的に理解していた内容をもっと深く理解できるようになりました。

表面的な理解だけですと、問題集で出てきたような問題ですと回答することはできますが、少し意地悪な問題が出題されたとたんに回答できなくなるということがあります。

例えばですが下記のような問題があったとします。

public class Main{
	public static void main(String[] args){
		for(int i=0;i<5;i++){
			for(int j=0;j<i;j++){
				System.out.println("Hello");
			}
		}
	}
}

これを下記のように不等号を変更した場合どうなるのか?ということを浅い理解だと解けないということがあるかもしれません。

public class Main{
	public static void main(String[] args){
		for(int i=0;i>5;i++){
			for(int j=0;j<i;j++){
				System.out.println("Hello");
			}
		}
	}
}

しかし実際にコードを記入して動かしてみることで、ここを変更したら一度もforが実行されることなく終了するのかということが分かります。

上記の例は簡単なものですので、多くの方は実際に記載しなくても結果は分かるかもしれませんが、より難易度の高かったり、少し意地悪な問題ですと思っていた結果にならないということが何度もあります。

そのため色々なパターンのコードを解くことで、見たことない問題が出てきても柔軟に対応することができます。

また仕事でも「あの時動かしたコードが使えそう」という機会が巡ってくるかもしれません。

4.まとめ

本記事ではJava Bronzeの勉強方法について下記項目で解説してきました。

  • 問題集を解く
  • 実際にコードを動かしてみる
  • コードを変えて動かしてみる

最短で合格できるという勉強方法ではありませんが、勉強した内容が頭に定着してもう一度覚えなおすという手間を減らすことができます。

そして今回はJava Bronzeとしてご紹介いたしましたが、自分はこの方法をJava Silverでも実践して問題なく効力を発揮しましたので、皆さんも是非実施してみてください。

以上で今回の解説は終了となります。

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