【Java】ループの方法

Java

皆さんは処理を繰り返し実施したいと思ったことはありませんか?

同様の処理を数回程度実施する程度なら頑張ったらできますが、何百回・何千回と同様の処理を記載するとなると大変非効率で見にくいコードとなります。

そのような時に使用するのがループ処理というものです。

今回はこのループ処理を実施してくれる構文を2つご紹介しますので、ぜひ覚えていってください。

for文の使用方法

ではまずはfor文について解説していきます。

for文は予め決められた回数だけ同様の処理を実施したい場合に使用します。

下記のように記載することで使用が可能です。

for(初期値;ループ条件;カウント値){
	繰り返し実施する処理
}

先ほども記載しましたが、for文は決められた回数だけ繰り返します。

初期値は、その決められた回数の初期の値を表します。

その初期の値を増減させるのがカウント値で、ループ条件を満たしている間だけfor文を繰り返すというものです。

これだけではよくわからないと思われる方もいると思いますので、実際の値を使用して解説いたします。

for(int i=0;i<10;i++){
	Systen.out.println(i);
}

上記は0~9までの値を出力するコードとなっています。

初期値としてi=0が与えられていて、まずi<10という条件が成り立つことを確認します。

そして成り立つことが分かったので0という値を出力します。

それからiの値を+1して、またi<10という条件が成り立つかを確認し、成り立つことが分かったので1を出力します。

これを繰り返していき、最終的にi=10となったときにi<10という条件が成り立たなくなり、for文を抜けるというのがこのプログラムとなっています。

仮にこれをfor文なしで記載するとなると下記のようになります。

int i=0;
System.out.println(i++);
System.out.println(i++);
System.out.println(i++);
System.out.println(i++);
System.out.println(i++);
System.out.println(i++);
System.out.println(i++);
System.out.println(i++);
System.out.println(i++);
System.out.println(i++);

とても非効率で見にくいですね。

私が高校生で初めてプログラムを学んだ際に先生に言われたことが「美しいコードを書けるようになりなさい」でした。

そのため一目見て何を書いているのかわからない、とても汚いプログラムは書かないようにして、できるだけ綺麗で美しいコードを書くことを心掛けています。

for文を使用するだけで、見にくいコードが一瞬で見やすく、美しいコードへ変身してくれるのですから使わない理由はないですよねw

for文の基本的な使用方法は以上となりますが、for文にはまだまだここでは紹介しきれていないこともありますので、もう少し詳細に記載した記事をまた書きますので、ぜひそちらもご覧ください。

while文の使用方法

次にwhile文について解説します。

while文は条件が成り立つ間、同様の処理を実施し続けます。

早速記載方法を基に解説していきます。

while(ループ条件){
	繰り返し実施する処理
}

ループ条件の所にどのような条件の間繰り返し処理を実施するかを記載し、後は繰り返したい処理を書くだけという簡単なものです。

実際の使用例として下記のようになります。

int i=0;
while(i<10){
	System.out.println(i);
	i++;
}

これはfor文同様1~9の値を出力するというものです。

while文の外で初期値をi=0と設定しています。

そしてi<0が成り立つ間iを出力するという処理となっています。

因みにiを出力するごとにiの値を+1していますが、この処理を実施しないと無限ループとなってしまうとめ注意が必要です。

無限ループは他にもwhile(1)やwhile(true)でも発生するため、仮に発生してしまった際はCtrl+Cで止めるかeclipseなどの開発環境ですとコンソールで右クリックして下記の「すべて終了/切断」で止めることも可能です。

while文もまだまだここでは紹介しきれなかったこともありますので、別途詳細記事を作成してそこで解説していきます。

まとめ

この記事ではループの方法について下記項目で解説してきました。

  • for文の使用方法
  • while文の使用方法

美しいプログラムを書くにはfor文、while文は欠かせないものとなっていますので、ぜひマスターして活用していってください。

以上で今回の内容は終了となります。

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