仕事でPC上の画面を撮影したいと考えたことはありませんか?
普段仕事で資料作成やメールを作成する際に言葉で説明するよりも画像で説明した方が伝わるのではないか?という時があります。
そこで役立つのがプリントスクリーンという機能です。
この機能を使用することで画面上を撮影することができ、資料作成などが何倍も楽になります。
今回はこのプリントスクリーン機能を画面全体・ウィンドウ別・範囲指定という3つの方法で撮影する方法をご紹介いたします。
画面全体を撮影する方法
まずは多くの方が知っている画面全体を撮影する方法についてです。
これは「Prtsc」とかいうキーがキーボード上にあり、それを押すことで画面全体を撮影することが可能となります。
ではこのキーのメリット・デメリットについて簡単に解説していきます。
メリット
このショートカットキーのメリットとして、1つのキーをクリックするだけで写真を撮影することができるというものがあります。
そのため慣れないうちは以降で紹介するショートカットキーの中で最も撮影が早く実施することができます。
デメリット
次に画面全体しか撮影することができないというこというデメリットが存在します。
個別のウィンドウのみや自分が撮影したいと思った範囲のみを撮影することはできません。
またデュアルディスプレイやトリプルディスプレイにしていた場合、このショートカットキーでは画面全体を一気に撮ることになります。
そのため後からペイントなどの画像編集ソフトで必要な部分のみに削る必要があります。
これでは無駄に時間がかかり、決して業務効率アップになったとは言えません。
ウィンドウごとに撮影する方法
次にご紹介するのは「Alt + Prtsc」です。
このショートカットキーは選択したウィンドウのみの撮影を行うことができます。
ではこのキーのメリット・デメリットについてご紹介していきます。
メリット
メリットとして、全画面が撮影されることがないので、撮影した画像を編集せずにそのまま使用することができる機会が増えます。
私も学生時代レポート撮影などでよくこのショートカットキーを使用していました。
デメリット
次にこのショートカットキーのデメリットを解説していきます。
デメリットとして下記2点ございます。
- キー同士が離れている
- 撮影範囲を細かく設定できない
キー同士が離れている
一つ目のデメリットであるキー同士が離れている点ですが、私が今まで使用してきたキーボードですと「Prtsc」のキーは右上の方にありました。
そしてそのキーに一番近い「Alt」キーは右下で、これを同時に素早く押すということが結構難しかったです。
また私個人の問題なのか分かりませんが、ショートカットキーは基本的に左手で操作していたため、右手でのショートカットキー操作に慣れていませんでした。
そのためショートカットキー操作を少し考える必要があり、素早く操作することができませんでした。
撮影範囲を細かく設定できない
二つ目はウィンドウごとに写真を撮ることは可能ですが、それよりも細かい範囲となると「Prtsc」単体と同様に画像編集ソフトを使用する必要があります。
学生時代何度もこの作業が面倒だと感じていましたが、他に方法が思いつかなかったのでこのショートカットキーを使用していました。
範囲指定して撮影する方法
最後にご紹介するのは、学生時代に夢焦がれていた機能をすべて実現してくれたショートカットキーとなります。
それが「Windows + shift + S」というものです。
これまでにご紹介してきたショートカットキーのデメリットをすべて解決してくれるものとなっています。
使用方法ですが、「Windows + shift + S」を押すと下記のように画面が真っ暗になります。
そして撮影したい範囲をマウスでドラッグして選択します。
そうすると撮影が完了しているので、WordなどにCtrl+Vで貼り付けが可能となります。
因みに「Windows + shift + S」を押した際に画面上部でどのようなモードで撮影するのかを変更することができます。
自分は四角形モードをよく使用しています。
他にはフリーフォームモードやウィンドウモード、全画面モードがあり用途別に変更することができます。
ではこのショートカットキーのメリット・デメリットもご紹介しておきます。
メリット
まずメリットですが、今までご紹介してきたショートカットキーでのデメリットであった、画像編集ソフトなどを使用して周囲の必要ない部分を削除する必要がなくなります。
これにより今まで一回に何分もかけて実施していた画像編集作業がなくなるため、格段に業務効率がアップします。
そして左手のみですべてのボタンを押すことも可能ですので、右手を使用する必要がなくなりました。
デメリット
最後にデメリットですが、このショートカットキーがWindows10から標準搭載されてモノですので、それ以前のOSを使用されている方は使用することができないという点です。
ただWindows8.1以前となるとすでにサポートが切れているため、この際にPCを買い替えることをお勧めします。
サポートの切れたPCを使い続けるというのはセキュリティ的にあまりよろしくないため、買い替えをお勧めします。
そしてもう一点使い始めは3つのキーを押すのに慣れていないため、通常のショートカットキーを押すよりも時間がかかるかもしれません。
ただ頻繁に使用していると慣れてきますので、このデメリットはあってないようなものであると考えています。
まとめ
この記事ではプリントスクリーンの方法について下記項目で解説してきました。
- 画面全体を撮影する方法
- ウィンドウごとに撮影する方法
- 範囲指定して撮影する方法
それぞれのショートカットキーにはメリット・デメリットがありましたが、使うタイミングによってはデメリットが気にならなくなります。
全画面撮影では「Prtsc」を、ウィンドウ撮影では「Alt + Prtsc」、細かい撮影では「Windows + shift + S」と使い分けることができます。
慣れるまでは少し撮影に手間取るかもしれませんが、慣れてくると業務効率が何倍・何十倍にもアップしますので、ぜひ使用してみてください。
以上で今回の解説は終了となります。
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